「音が祈りに還るとき」公演を終えて
- K K
- 11月10日
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10月25日、「音が祈りに還るとき」と題したコンサートが超満席で無事終えることができました。
雨の中、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回の公演は、日本文化の再発見と心の豊かさの追求をテーマに、長唄・雅楽・能楽、そして洋楽からヴィオラを加えた異なる音楽文化の共演として企画しました。
現代ではエンターテインメントとして消費されがちな「音楽」ですが、
その原点には、人の祈りや願い、自然への畏敬があったのではないか。そ
んな仮説をもとに、この舞台を構成しました。
また、マイクやスピーカーなどの音響機器を使わず、生の音にこだわったのも特徴のひとつです。
会場の空気が音と共鳴し、奏者の息づかいや楽器の響きがそのまま客席に届く。
それはまさに、「音が祈りに還る瞬間」だったように思います。
来場者されたお客様からは、邦楽を聴き慣れた方からは
「ヴィオラの音が邦楽器と見事に調和していた」との驚きの声、
洋楽を主に聴く方からは「邦楽の深さに新しい発見があった」
との感想を多くいただきました。
音楽がジャンルを超えて心をつなぐ力を改めて感じたひとときでした。
今後は、テーマを新たにしながらも、伝統を守りつつ、新しい表現に挑戦する舞台を続けていきたいと考えています。
世代や国を超えて、音が人の心をつなぐ
そんな瞬間を、これからも創り続けてまいります。
また今回のような演奏は、企業・団体の記念行事や国際交流イベント、文化研修などでも上演が可能です。
日本の伝統音楽を通して「心に残る体験」をお届けいたします。
ご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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